【狭山市】危険ブロック塀改修工事に補助金支給!対象条件は?
地震などの災害があった時に、ブロック塀が倒壊してしまうと道路を塞いでしまったり、
万が一近くに人がいた場合は、深刻な被害を及ぼしてしまう危険性があります。
ブロック塀に大きなひび割れがあったり、傾斜地に建てられたもの、
古くなってしまったものなどは、
一般のブロック塀よりもさらに倒壊の可能性のある危険なブロック塀である可能性が高いです。
まずは、ご自分の所有しているブロック塀がどのような状態であるかを把握すると同時に、
狭山市では、危険ブロック塀の改修工事に補助金が支給されますので、
補助金を受けながら改修工事をされることをお勧めします。
起きてから後悔しては遅いので、
まずはお早めに行動しましょう。
今回は、狭山市の危険ブロック塀の改修工事に伴う補助金について詳しくご説明して行きます。
また、ラパンリフォームは地域での活動が長く、各種適切な補助金についてもご案内できますので、
もし改修工事等を考えの場合はお気軽にご相談ください。
お見積もり無料で丁寧にご対応させていただきます。
【狭山市】危険なブロック塀の改修工事に伴う補助金の支給には条件があります
埼玉県狭山市では、危険なブロック塀の改修工事に補助金が支給されます。
補助金の名前は、「狭山市危険ブロック塀等改修事業補助」と言います。
こちらの補助金には、支給を受けるためにはいくつかの条件がありますので、
詳しく対象となる条件を見て行きましょう。
なお、補助金の申請前に工事の契約をしたり工事を着工してしまっていると、
補助金の支給が受けられなくなってしまいます。
ブロック塀の改修工事をお考えの方は、事前に補助金に詳しい施工業者にご相談いただくか、
狭山市市役所の建築審査課へお問い合わせください。
補助の対象となるブロック塀は?
補助金の対象となるブロック塀は以下の通りになります。
1・狭山市市内の道に面していること
2・幅4メートル以上の道路に接していること
3・道路からの高さが1メートル以上あること
4・傾き、ひび割れ、ぐらつきがあること
5・法律の基準に構造が合っていない場合
ちなみに、ここで指すブロック塀等というのは、
コンクリートブロック積、石積、れんが積、万年塀、その他これらに類する塀のことを指します。
詳しくは下記のリンクからPDFをダウンロードすることができます。
補助の対象となる危険なブロック塀等の一例(PDF・422KB)
補助金の対象となる工事は?
補助金の対象となる工事の内容は以下の通りになります。
1・危険なブロック等の全部又は一部を撤去する工事
2・撤去工事後に安全なフェンス等を新設する工事
*撤去のみの工事も対象になります。
撤去工事とその後のフェンスの設置までの工事が補助金の支給対象になります。
とは言え、工事後必ずフェンスを取り付けなければならない、ということではありません。
また、どうのようなフェンスを設置するのかについては、以下のリンクから確認できます。
補助の対象となる新設するフェンス等の一例(PDF・417KB)
補助金の申請ができる方は?
補助金の申請ができる方についても条件があります。
条件に合わない方には支給されませんので、申請前に一度ご確認ください。
1・狭山市市内の在住で、危険なブロック塀等を所有する方、もしくはそのブロック塀を管理する方。(法人含む)
2・市税を滞納していない方
補助金の申請ができる方は、以上の方々になります。
また、補助金の対象にならない敷地もありますので注意してください。
補助金の対象とならない敷地
以下の敷地での改修工事は補助の対象外なので当てはまるかどうかチェックしてみてください。
・すでにブロック塀撤去、改修に関する補助金を受けたことのある敷地
・すでに狭山市生け垣設置奨励補助金を受けたことのある敷地
・狭山市宅地等の開発に関する指導要綱に規定する開発事業を行う敷地
・すべての危険ブロック塀等が撤去されない場合(一部撤去で、残るブロック塀等が安全となる場合を除く)
上記の項目に当てはまる場合は、
補助金の対象にならないので気をつけてください。
【狭山市】危険ブロック塀の改修工事に伴う補助金の金額や申請の方法は?
気になる危険ブロック塀の改修の補助金については撤去に対する補助金の金額と、
フェンスの新設に関する補助金の支給額が違ってきます。
補助金額について
危険ブロック塀の撤去工事に対する補助額
ブロック塀の撤去工事費に2/3を掛けた額と、撤去する塀の長さ1メートル当たり1万円を掛けた額を比較して少ない額。
なお、この補助金の限度額は10万円です。
新設工事に対する補助額
フェンスの新設工事費に2/3を掛けた額と、
新設する塀の長さ1メートル当たり2万円を掛けた額を比較して少ない額
(補助額算定の塀の長さは、撤去する塀の長さを上限とします。)
こちらにも限度額が20万円と定められています。
金額については少し複雑です。
ご自分で計算しても良いのですが以下のリンクから補助金の金額を算出できるので、
気になる場合は、こちらのリンクから計算してみてください。↓
補助申請手続きの流れについて
次は補助金の申請の手続きについてです。
こちらの補助金は、工事の契約前に市役所への事前相談が必要になります。
申請より先に工事の契約や工事開始をしてしまうと、
補助金の支給が受けられ亡くなるので注意してください。
事前相談
補助申請の前に事前相談が必要になりますので、
下記からダウンロードした「事前相談表」をご記入の上、
狭山市市役所の建築審査課までご提出ください。
↓こちらの「事前相談表」を参考に、職員のかたが補助金の対象になるかどうかを確認して連絡してくれます。
「事前相談表」の後に行う、「補助金交付申請書」の提出方法
事前相談が終わった後、
市役所から”補助金の対象になる”という連絡をもらったら次は「申請書」です。
補助金申請書と以下の添付書類をセットにして、
市役所の建築審査課までご提出ください。
・案内図
・見取図(申請書裏面)又は設計図面の写し
・壁の点検表
・危険なブロック塀等の現況写真
・工事見積書の写し
ブロック塀のチェックポイント
ブロック塀の点検チェックポイントPDF
国土交通省が作成したチェックポイントです、ご自宅の塀を確認してみましょう。
ブロック塀の構造基準
構造基準(建築基準法施行令第62条の8)によるもの
1 | 高さは2.2メートル以下(地面から)←高さ1.2メートル以下の塀は補助金の対象外です。 |
---|---|
2 | ブロックの厚さは、高さ2メートル以下は10センチメートル以上、2メートルを超える場合は15センチメートル以上とする |
3 | ブロック塀の頂部及び基礎には、横に鉄筋を配置し、塀の端部及び隅角部には、縦に鉄筋を配置する(鉄筋の径は9ミリメートル以上) |
4 | ブロック塀内部に、鉄筋を縦横に80センチメートル以下の間隔で配置する(鉄筋の径は9ミリメートル以上) |
5 | 塀の長さ3.4メートル以下ごとに、控え壁を設ける。(控え壁には、9ミリメートル以上の鉄筋を配置し、塀の高さの5分の1以上突出した物とする)※1 |
6 | 上記3・4の鉄筋は、末端をかぎ状に曲げ、縦筋は頂部及び基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けとする※2 |
7 | 基礎の高さは35センチメートル以上とし、地中に埋め込む深さは30センチメートル以上とする※1 |
申請書を提出した後の流れ
補助金の申請をした後、再度市役所の方で審査があります。
その後、交付の可否についての書面が申請者へ届きます。
もし、申請が可能となっていた場合は、
その後に施工業者の方と工事の契約をしてください。
その後、ようやく工事開始となります。
工事が始り完了した後、施工業者へ工事費の全額をお支払いしてください。
補助金の支給は、工事が完了し、お支払いが終わった後に支給されます。
工事が完了した後は、
市役所の方へ「実績報告書」を提出してください。
実績報告書の提出について
工事が完了した後、
「改修事業実績報告書」と以下の書類を添付して市役所の建築審査課までご提出ください。
1・工事契約書の写し
2・工事施工業者の領収書の写し
3・工事完了後の写真
4・築造工事中の写真(撤去工事のみの場合は不要です。)
※申請年度の2月末日までに書類を提出する必要があります。
書類の提出が済んだ後、
いよいよ補助金の請求となります。
この、補助金の請求書を提出したのちにようやく補助金の支給がされますので、
最後まで気を抜かないようにしてください。
補助金の請求について
実績報告書と添付書類を受領した後、
市は現場の確認を行いその後に申請者に対して補助金の金額をお知らせします。
その金額を元に、市役所へ補助金の請求書をご提出ください。
こちらも期限があり、申請年度の3月10日までに行わないといけないので気をつけてください。
何度も書類を提出する必要があるので、
流れを把握するためにも下記のPDFをご覧になってください。
また、狭山市の補助金の申請に関して詳しい施工業者の方に依頼すれば、
場合に応じて申請の代行も可能なこともありますので、
一度市内の業者の方に補助金についてのご相談をするとその後の流れがスムーズかと思います。
当ラパンリフォームも、補助金に関して詳しいスタッフがおりますので、
改修工事等をお考えの方はお気軽にご相談ください。
まとめ
埼玉県狭山市では、危険なブロック塀の改修工事に補助金が支給されます。
補助金の名前は、「狭山市危険ブロック塀等改修事業補助」と言います。
こちらの補助金には、支給を受けるためにはいくつかの条件がありますので、
チェックしてみてください。
また、補助金の申請前に工事の契約をしたり工事を着工してしまっていると、
補助金の支給が受けられなくなってしまいますのでご注意ください。
補助金の支給を受けるためには、
複数回書類の提出が必要となります。
工事を依頼する業者の方と、市役所にあらかじめご相談し、
詳しい流れを確認してから工事を行うようにするとスムーズかと思います。
また、当ラパンリフォームは補助金に関しても詳しいスタッフがおりますので、
狭山市で危険ブロック塀の改修工事を行う場合は、
お気軽にご相談ください。
お見積もり無料で親切丁寧に対応いたします。^^